政務調査費 ビフォア・アフター (2008年7月)
青梅市議会 平成19年度の政務調査費 計522万2336円が使われず、返還されました。15年度〜17年度は議員の報告書によれば100%、18年度は99.71%使われていた政務調査費が、19年度は61.03%にとどまり、約39パーセントが返還されたということになります。
 
平成19年1月自家用車購入・自動車保険料・飲食費などに使われていた政務調査費の返還を求めた私の監査請求ののち、同年4月より青梅市議会は政務調査費(1か月4万円・年額48万円)の使途基準を厳しくしました。その結果がはっきりと出たと言えます。
 
使途基準の主な見直し (詳しくは市議会ホームページ「政務調査費の手引」をご覧ください)
 
○ガソリン代・電話代・携帯電話代・自宅事務所の固定資産税・自動車整備費などに使われるなど、公私の境目が明快でない「事務所費」を認めない。
○飲食を伴う各種団体の会合(総会・新年会)の会費や、個人参加の年会費(自治会費など)、政党の活動費(党費を含む)への支出も認めない。
○領収書添付が義務付けられる。
 
そして提出書類には成果物を添付することとし、議会事務局が精査した結果、総額約522万円の返還があったことが、7月3日開かれた「青梅市特別職報酬等審議会」(担当は職員課)に報告されました。 
傍聴したところ審議会委員からは、厳密にチェックするようになったら使用額が減ったという事態に、失望の声が出ていました。議員はもっと真剣に勉強してほしい、という苦言も呈されました。
 
今後について
審査会は月額4万円という額は当面認めていこうという方向のようです。
議員の中には、「現行の使途基準は使い勝手が悪いから再び見直してほしい」という声もありますが、私は現行の使途基準のままで、事務局が厳しいチェックを続けることが大切だと考えます。
ひだ紀子の政務調査費 報告
領収書や成果物とともに事務局に提出したものです。
3月15日「みどりのオンブズマン」の監査請求に監査委員会が結論を出しました。
昨年の議長交際費での飲み食い2件(高野元議長2月23日・中村現議長10月5日)について、「飲み食いの相手は議員のみであり、交際費を支出するのはおかしい」といった内容の結論が出ました。「青梅市のこうむった損害」を返却させるよう勧告が出されました。

またこうした支出を議会事務局が認めてきたことも、「内部チェック機能が不十分であった」として、
1、法令に違反していないか確認できる程度に、会合の内容や出席者の地位を表示する必要がある。
2、透明性を確保し、誤解を招くことのないよう、交際費支出基準を定めるなどの改善が必要。
といった要旨の意見がつけられました。

のりこの一言→議長交際費で「おごってもらった」市議会議員の名前は公表されませんでした。議長ともども税金の私物化に加担していたのに。
また同じく議員と飲み食いしていたことが判明した市長交際費の「行政打ち合わせ」については、監査請求は却下されてしまいました。提訴して、市民の手に取り返したいと考えています。

監査委員会は、市長サイドと議会サイドが一緒に飲み食いするのは、「市の事務の円滑、適正な遂行を図る上で必要なことであるから」と、適正な支出だと判断しています。

のりこの一言→どう理由をつけても「市民の税金でご馳走を食べ、ただ酒を飲んでいた」のはおかしいと思います。自分のお金でやってください。

議会事務局について
のりこの一言→青梅市議会では長年にわたり、議員「先生」たちが議会事務局を小間使いと考えているようなふるまいがあった様子。(何年か前、選挙資金を議会事務局に封筒詰めさせた、というとんでもない話もありましたっけ)
そのためにチェック機能が鈍ったのでしょうか・・・立川市では議会事務局が、政務調査費についてもその他の支出についても、かなりきびしい目を光らせていると聞きますが。

のりこのもう一言→議長交際費の「重要事項協議」の中身について、「いっさい知らない」と議会事務局から私に返答がありましたが、今回の監査の調査結果を見ると、議会事務局も飲食の席に参加していたことが分かりました。一市民の私はだまされていた、ということですか??

監査委員会で陳述
2月9日監査委員の前で陳述をしました。かいつまむと次のような内容です。
・市長交際費、議長交際費ともに『行政打合せ』『重要事項協議』ということで料亭などで飲食をしている。公的な付き合いならば職員が段取りをするのが普通である。しかし職員は「これらの内容、出席者について何も知らない」という。議事録を始めとする記録も一切無いという。
・領収書を見ると明らかに宴会だと思えるものが多い。
・市長と議長が互いの交際費で半分ずつ出し合ってこのような宴会を開いている例も過去に5件見つかった。チェックする立場の議長とチェックされる立場の市長がこのような宴席を公費で持つというのは疑問である。
・事務方もノーチェックでこのような経費を支出していた。長年にわたり、馴れ合いがあったというほかない。

詳しくは→陳述書 ここをクリックすると陳述書が別ウインドウで開きます。
さらに抗議も!
ひだ紀子が監査請求した政務調査費について、1月末議員3名が自主返還をしてきたことを理由に、監査請求が却下されました。
各議員の返還額

野嶋議員 17年度分29,665円 (監査請求は176,872円)
井村議員 16年度分36,000円
     17年度分 8,500円 (監査請求は115,000円)
村上議員 16年度分    642円
     17年度分17,318円 (監査請求は115,000円)
 
「約45万円について監査請求したのに、約9万円が返還されたからこれでよろしい、というのはおかしい。監査委員は返還額が適切かどうかを領収書など提出させて監査すべきである」
と抗議しました。
監査委員に対し「みどりのオンブズマン」ひだ紀子が陳述をおこないます。
どなたでも傍聴できます。
◇◆◇日時・2月9日(金)午後1:30福祉センター2階シルバー指導員室◆◇◆
住民監査請求とは?
住民が、自分が住んでいる自治体の職員等について、違法もしくは不当な財務会計上の行為があると認めるとき、これを証する書面を添えて、監査委員に対し、監査を求め、必要な措置(返還など)をとるよう請求する手続き。(地方自治法第242条による)
1月17日、青梅市監査委員会に三件の監査請求を出しました。
「税金の使い方がおかしい」と市民が受け止めた場合、この「監査請求」がムダ使いされた税金を取りもどす方法です。青梅市の監査委員は2人。西村弘市議会議員と小澤英喜さんです。監査請求が認められなかった場合は住民訴訟を起こすことができ、各地で活動する市民オンブズマンたちはこの住民訴訟でムダ使いを返還させている事例が多い。
内部監査では問題が多いとして外部監査を選択できる制度を作る自治体が少しずつ増えています。その場合は 公認会計士 ・ 弁護士 ・ 税理士 ・ 監査事務等経験者 など専門的な監査力を持つ人が監査を行うことになり、公平性・透明性がより確保されます。
青梅市もこの外部監査制度、検討して欲しいものです。
今回「みどりのオンブズマン」ひだ紀子が出した監査請求
市長交際費 平成18年1月?3月に料亭・料理店で5回にわたり飲食に使われた費用
計20万2033円
議長交際費 ・平成18年2月?10月に料亭・料理店で3回にわたり飲食に使われた費用
計6万750円
・平成18年4月21日に市幹部会との懇談会に使われた費用
5000円
・平成18年6月28日正副議長就任挨拶の手土産代
1万3176円
議員政務調査費
・平成17年度に野嶋議員が使った「軽自動車購入代」
17万6872円
同年度に村上議員が使った「自動車保険料」
内訳不明だが、事務所費15万8961円に含まれる
・同年度に井村議員が使った「会派共同研究費」
11万円 実際は「弁当・菓子代等」
注:監査請求はその支出に関する情報を得ることができる時からさかのぼって一年間以内のものに対して出すことができます。